本ケースは、健康づくりのためのウォーキング・ランニングを続けていた50代女性に対して、
NISトレーニングを用いて ランニング時の膝の痛みと、安静時の痛みの両方が改善した例 です。


■ 主訴

  • 50代・女性
  • 健康維持目的でウォーキング・軽いランニングを継続
  • 数km歩く・走ると、片側の膝まわりに痛みが出る
  • ひどい時は、横になっていても膝がズキズキして眠れないことがある

■ 介入前(Before)

動作評価では、

  • 歩行・ランニング時、接地〜踏み込みで膝が内側に入りやすい(膝外反傾向)
  • 骨盤と上半身の向きがずれ、体が左右にブレる
  • 足裏は前足部寄りの荷重が強く、かかと・内側への乗りが弱い

その結果、

  • 歩行・ランニング中に膝の内側〜前面へ負担が集中
  • 距離が伸びるほど痛みが強くなり、途中で歩かざるを得ない
  • ランニング後〜夜間にかけて 安静にしていても膝が痛む

という状態でした。


■ NISトレーニング介入後(After)

NISトレーニングでは、

  • 足裏〜内もも〜骨盤底〜体幹へとつながる NIS-Core Line
  • 骨盤の向きと回旋パターン
  • ウォーキング・ランニング時の「接地〜蹴り出し」の使い方

を中心に整えていきました。

その結果、

  • ランニング中の膝の痛みが、ほとんど気にならないレベルまで低下
  • 夜、横になっている時の膝のズキズキ感が消失
  • 「膝にドスンとくる感じがなく、スッと前に進める」感覚が出てきた
  • 距離を少しずつ伸ばしても、以前のような強い不安が出なくなった
  •  「痛み 8/10 → 1/10」

■ 介入内容(簡易・非開示版)

※ 具体的なNISテスト・ドリルはクライアント専用のため非公開です。

本ケースでは、

  • 立位での骨盤・体幹ポジションの調整
  • 足裏〜内もも〜体幹をつなぐ NIS-Core Line の再教育
  • ウォーキング・ランニングフォームの中で
    「膝で突っ込まず、お尻と足裏で受ける」接地ドリル

といった 短時間・低負荷のドリル を数回実施しました。
強い筋トレや、痛みをこらえさせるような内容は行っていません。


■ 結果

  • ランニング時の膝の痛みが大幅に軽減
  • 横になっている時の膝の痛みが消え、睡眠の質も改善
  • 「また痛くなるのでは」という不安が減り、
    気持ちよくウォーキング・ランニングを続けられるようになった
  • フォームが安定し、ラン後の疲労感も軽くなった

■ まとめ

このケースでは、問題は「年齢」や「膝そのもの」ではなく、

  • 接地時の膝の入り方(膝外反パターン)
  • 骨盤と体幹のねじれ
  • 足裏〜膝〜骨盤までの連動不足

にありました。

NISトレーニングによって、
足裏・膝・骨盤・体幹のつながりを整えた結果、

  • 走っている時の痛み
  • 休んでいる時のズキズキ感