本ケースは、成長期の中学生アスリートに対して
NISトレーニングで“力の通り道”を整えた結果、デッドリフトがその日のうちに+15kg更新した例です。


■ 主訴・背景

  • 10代・中学生
  • 野球部
  • デッドリフトで重さが伸びない
  • 引き始めで腰に力が入る
  • 「脚とお尻を使っている感じが弱い」

■ 介入前(Before)

評価すると、以下のパターンが見られました。

  • 引き始めが 膝で伸び → 腰で引く の二段動作
  • 臀部がうまく使えず、ハムだけ張る
  • 足裏荷重が不安定(前足部寄り)
  • 骨盤が前に倒れ、股関節で“受ける”感覚が弱い
  • バー軌道が身体と離れがち

結果、
出力の初動が弱く、実力以上に重く感じてしまうフォーム


■ 数値(Before)

  • Before:64kg

■ NIS介入後(After)

NISトレーニングでは、

  • 足裏〜内もも〜骨盤底〜体幹の NIS-Core Line
  • 骨盤の前後位相
  • 大腿骨頭のグライド方向(後方滑走)
  • 踏み込み方向の再教育

を整えました。

その結果、

  • 引き始めで 脚・お尻・体幹が同時に働く“統合パターン” に変化
  • 腰に入らず、お尻主導で地面を押せるように
  • バーが真っ直ぐ上に上がる軌道へ
  • 本人の体感で「軽い」「勝手に上がる」状態へ

■ 数値(After)

  • After:79kg(+15kg更新)

さらに本人いわく
「まだ行けそうだった」
というほど余力のある挙上。

筋力を出し切れなかった原因が“筋肉”ではなく
神経系・骨盤位相・力の通り道 だったことが分かる典型例。


■ 主観の変化

  • 「踏んだらそのまま上がる」
  • 「前より軽く感じる」
  • 「腰じゃなくて脚で引ける」
  • 「フォームがバラバラにならない」

■ 介入内容(簡易・非開示版)

※ 具体的なNISテスト・ドリルは非公開です。

  • 90/90でのコアライン反応づけ
  • 骨盤で“受ける”姿勢の学習
  • 足裏荷重の修正
  • 低負荷DLでの軌道再構築
  • 引き始めの股関節位置と踏み込み方向の調整

強い筋トレ・追い込みは一切なし。


■ 結果

  • +15kg更新(64kg → 79kg)
  • 成長期でも“安全に”出力を伸ばせるフォームに
  • 腰の負担が激減
  • 技術の再現性が向上
  • 野球競技の土台である「地面反力を出す動作」が改善

■ まとめ

このケースの本質は、
問題が「筋力不足」ではなく、

  • 足裏〜内もも〜骨盤底〜体幹の分断
  • 骨盤と股関節の位相ズレ
  • 力が通るルートの不一致

にあったこと。

NISトレーニングで
“力の通り道”を整えるだけで出力が一気に上がった実例

成長期のアスリートにとって、
筋トレを増やすよりも 動作の土台 を整える方が
安全で効果的であることを示すケースです。

膝や腰の不安が強い方だけでなく、
パフォーマンスを上げたいランナー・競技者にも対応しています。
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