Case:NISトレーニングによるスクワット動作の改善(一般男性)
本ケースは、NISトレーニング(Neuro-Integrated System Training)を用いた
スクワット動作改善の一例です。
※ 写真は
- 左:NISトレーニング介入「後」
- 右:介入「前」
の比較です。
■ 主訴
- スクワットで「深くしゃがむと腰・股関節が詰まる」
- ボトムで上半身が倒れてしまい、安定して立ち上がれない

■ 介入前(画像:右側)
介入前は、しゃがみ込むと途中で骨盤が後ろに丸まり、
大腿骨がうまく股関節の中に収まらず前方向に詰まる動きが確認できました。
その影響で:
- 重心がつま先側に流れる
- バーが土踏まずから前にズレる
- 上半身を前に倒して“無理やり支える”フォームになる
見た目としては、腰と膝にストレスが入りやすいスクワット軌道でした。
■ 介入後(画像:左側)
NISトレーニングによる介入後は、しゃがむ方向と骨盤の動きが揃い、
大腿骨が寛骨臼(股関節の受け皿)に素直に滑り込むような軌道 に変化しました。
結果:
- 骨盤が後傾せずに真下へ沈む
- バーが土踏まずの真上に安定
- 上半身を必要以上に倒す必要がなくなる
- 動作全体が“力みのないパワーリフターのような軌道”へ改善
深さ・軌道ともに、初回とは別人レベルの安定性が出ています。

■ Before → After の見どころ
- 左(After:NISトレーニング介入後)
バーが足の真ん中に残り、体が“線の上”を動いている - 右(Before:介入前)
ボトムで骨盤が止まり、バーが前にズレるため上体がつぶれる
画像を比較すると、
「どこに負担がかかり、どこが使えていなかったのか」
が一目で分かります。
■ 介入内容(簡易・非開示版)
※ 具体的なNISトレーニングの手法は、クライアント専用のため非公開です。
本ケースでは、NISの考え方に基づき、
- 呼吸と体幹の連動を整える短時間のドリル
- 股関節の収まりを引き出すポジション調整
- 足裏〜股関節までの荷重ラインの再教育
といった軽い介入のみを数分間実施しました。
強いストレッチやハードな筋トレは一切行っていません。
■ 結果
- ボトムでの「股関節の詰まり感」が消失
- 上半身の過度な前傾が改善
- バーの軌道が一直線になり、安定性が大幅に向上
- 力みに頼らず、自然に深くしゃがめるようになった
“疲れている日でも安定して深くしゃがめる”
再現性の高いスクワットフォームを獲得しました。
■ まとめ
本ケースは、筋力不足ではなく
「股関節のハマり方」と「重心ラインのズレ」 が原因でした。
NISトレーニングのアプローチで
- 骨盤
- 大腿骨の滑走
- 足裏〜体幹の連動
を整えるだけで、フォームはここまで変化します。
パワーリフターのような合理的な軌道が自然に出せるようになり、
腰・膝の負担も大幅に軽減されました。